ヒートショックプロテインを増やすには、
常にサウナに入っているような環境を作っておくのがポイント。
何も、
いつでも灼熱の90℃前後の部屋に入っておきましょう!ということではありません。
身体が冷えないように、
常に何かしらの対策をして体温が下がらないようにしておく、ということです。
ヒートショックプロテインは、
細胞にストレスと感じるような熱を加えると熱ストレスから防御するために増えていきます。
別の見方をすれば、
身体を冷やさないような環境をいつも作っておけば、すぐにヒートショックプロテインが増やすことができる、ということでもあるんです。
そこでオススメなのがネックウォーマーやマフラー。
冬場はもちろん、
ヒートショックプロテインを増やすためには一年中首を温めておくのが効果的なんです。
首を温めると体温は下がりにくくなる
首周辺を温めると、ヒトの身体は温かくなり体温は下がりにくくなります。
これは、
頸動脈や頸静脈などの太い血管を温めることによって、全身に流れる血液が温められることによるものです。
寒い日などに、
上着を一枚増やすよりもマフラーやネックウォーマーをして首を温めた方が身体が温かくなることがあります。
これは、
全身を流れる血液が首を通過する時に温められることによるもの。
首を常に冷やさないようにしておけば、
必然的に体温は下がりにくくなり、ヒートショックプロテインを増やそうとした時もスムーズに体温を上げることができるのです。
筋トレなどの運動をしている時も首は温めておく
筋トレなどの運動をすると体温は上がります。
その時にも、
なるべく首は温めておくようにすると体温が下がりにくくなります。
筋肉を動かすと、
熱を帯びて身体の体温は上がっていきます。
その際、
身体が温まりすぎた時に身体をクールダウンさせようと汗がでるわけですね。
サウナに入るとどんどん汗がでるのは、
必死になって身体や脳がサウナによって温められた身体を冷やそうとするからです。
この状況を運動時にも作っておきましょう。
私は筋トレをする時も、
つねにスポーツタイプのネックウォーマーをするようにしています。
筋トレに限らず、
室内や屋外でランニングをする時もネックウォーマーをしています。
首を温めることで、
常に体温が高い状態が維持されるのでヒートショックプロテインが増えやすい環境を作ることができるのです。
単純に、
汗をかくのはとても気持ちいいですしストレス解消にもなります。
体温が下がると、
風邪を引きやすくなったり内臓がうまく機能せずに体調不良になりやすくなってしまいますよね。
サウナのような環境
=いつも体温が下がりにくい身体環境
という意識を常に持っておくのです。
筋トレをするジムなどでは、
汗をかくのは至って普通の風景で、たとえ大量に汗をかいていてもそんなに不自然ではありません。
また、
体温が1℃上がると基礎代謝量は13~15%アップすると言われています。
なので、
脂肪が燃焼しやすくなりダイエット効果も期待できます。
筋トレなどの運動をする時は、
基本的には首を常に温めておくことが身体にもヒートショックプロテインを増やすのにも効果的なんです!
汗をかいたら水分補給を忘れずに
首を温めると汗をかきやすくなるので、
汗をかいた分水分の補給は欠かさないようにしましょう。
その際、
冷たいお水などを飲むとすぐに内臓が冷やされて体温も下がってしまいます。
なので、
できれば常温や室温以上の温かいお水やお茶を飲むのがいいでしょう。
保温ボトルなどに温かい白湯やお茶を入れておき、
いつでも飲める状態にしておくと体温が下がりにくい身体作りができますよ。
サウナから出た後も首は温めておく
ヒートショックプロテインを増やすには、
サウナに入って熱ストレスを適度に身体の細胞に与えるのが効果的でしょう。
ヒートショックプロテインを増やすコツは、
身体が温まったあとにしばらくは体温37℃以上の状態を15分程度維持しておくことです。
サウナに入った後は、
身体が熱くなり火照っているのでどうしても身体を冷やしたくなります。
が、
それではせっかく温めた身体がすぐに冷えて体温も下がってしまいます。
そこで、
サウナに入ったあともなるべく首は温めるようにしておくといいでしょう。
サウナから出た後も、
ネックウォーマーなどで首を温めておけば体温は下がりません。
サウナ後も首を温めることによって、
ヒートショックプロテインをどんどん増やすことができるのです。
まとめ
ヒートショックプロテインを増やすコツは、
とにかく一度温めた身体を最低でも15分ほどは冷やさないようにすること。
サウナのような環境とは、
要するに身体が冷えないように温かい状態を維持しておくことです。
極端な室温や着込みなどは必要ありません。
首を温めるネックウォーマーやマフラーを上手に使って、
気温が低い冬などに限らず常に体温を下げないようにしておきましょうね。