ヒートショックプロテインとは

ヒートショックプロテインを増やすにはサウナに何セット入ればいい?

サウナに入れば体温が上がってヒートショックプロテインが増えるのは分るけど、一般的な基準として何セットサウナに入ればいいの?

サウナ好きが増えている昨今。

健康やヒートショックプロテインのメリットを受けるためにサウナを利用する人が増えています。

その中で、
具体的にサウナに何セット(ここではサウナと水風呂の往復を1セットとする)入ればいいの?と疑問に思いますよね?

1回だけならなかなか体温は上がらない。

何回も入ると身体が熱くなりすぎて体調を崩してしまう。

では、
実際にサウナには1回訪れるたびにどのくらいのセット数入ればいいのでしょうか?

1セット(サウナ・水風呂・外気浴)を4セット繰り返すとヒートショックプロテインは増える

実は、
ヒートショックプロテインを増やすためのサウナに入るセット数は4セットです。

※サウナに8=10分、水風呂に10秒程度、外気浴に2分を1セットとします。

なお、
サウナ施設によっては外気浴ができない場所もあるので、外気浴ができない場合は温度の低いシャワーなどを使って各自で体温や心拍が落ち着く状態まで身体を休めてくださいね。

医者が教えるサウナの教科書を出版した加藤容崇氏によれば、
サウナ1セットにつき体温は約0.6℃上昇します。

これは室温が80〜90℃前後のドライサウナの場合です。

ウエットサウナ(室温60℃前後)では2セットで体温は上昇し、ヒートショックプロテインが増える体温38℃に到達します。

が、
日本のサウナはドライサウナとウエットサウナではドライサウナの方が設置が多い。

どのサウナ施設に行っても、
ドライサウナはほぼ確実に設置してありますが、ウエットサウナはまちまちです。

なので、
今回はドライサウナを基準にしてみました。

1セットにつき0.6℃の上昇が見込めるので、
平熱が36.5℃前後の一般的な人ならば、ドライサウナ4セット(0.6×4=2.4℃)で体温が38℃にほぼ到達します。

ヒートショックプロテインは、
体温37℃で増え始め、体温38℃では約2倍となります。

なので、
サウナを利用する際は体温37℃以上、38℃をゴールとしてサウナに入ればいいということなんです。

自分が心地いいと感じるサウナセット数でもOK

ヒートショックプロテインを増やすためには、
サウナのセット数を計算して体温の上昇を目指すのが理想的。

ですが、
サウナはヒートショックプロテインの増加以外にも心身のリラックス効果もあります。

なので、
まずはサウナに行くことを楽しむこと。

そして、
サウナに行くことを生活の一部にすること。

これらを意識した方が、
結果的に心身ともにリラックスするとともにヒートショックプロテインの恩恵も受けられることになります。

「何が何でも4セットは入らないと!」

と考えがガチガチになってしまうと、
結局身体は温まっても心がリラックスできないためにサウナ効果は半減してしまいます。

まずは、
大量の汗をかくことや身体を芯から温めること、そしてサウナ後のリラックスタイム(好きな飲物やサウナ飯を楽しむ時間)を目的にした方がいいのです。

なので、
サウナ→水風呂→外気浴のセット数は、ひとまずは自分で楽しめるセット数で入ったらいいでしょう。

そこから、
理論上でヒートショックプロテインが作られる体温まで自分でコントロールできるようになったらセット数を意識すればいいでしょうね。

医学的な観点でサウナを見る前に、
まずはサウナ自体を楽しめる人になった方が長い目で見て健康的になれるということなんです。

参考図書: